数年前に都庁と東京都特別区の試験に合格しました。
今回は、公務員試験の筆記を受ける上で、最低限知っておいたほうが良いことを紹介します。
これらは実際に自分が試験を受けるとき、迷ったり、困ったりしたことです。
みなさんの受験の際の参考になれば幸いです。
公務員試験の具体的な勉強方法については、こちらの記事を参照ください。
目次
腕時計は必ず持っていこう
試験会場によっては、時計がない場合があります。
自分が受験したときは、特別区は試験会場に時計がありましたが、都庁のときは時計がありませんでした。
時間が把握できないと、ペース配分などが分からず、試験に集中できません。
必ず持っていきましょう。
計算や記憶機能があるような時計はNGになる恐れがあります。
したがって、シンプルな腕時計を準備してください。
余談ですが、自分が試験を受けたときに時計のアラームを鳴らしてしまう人がいました。
周りの人より、鳴らした本人が一番集中が削がれると思うので、アラームは必ず切るようにしましょう。
論文試験でシャープペンシルは使用可能
都庁・特別区の論文試験ではシャープペンシルは禁止されていません。
実際に受験するまで、シャープペンシルを使っては駄目だと思っていました。
そういうわけで、はじめに受けた特別区の試験では、鉛筆のみ持っていきました。
慣れない鉛筆で書いたため、手が痛くて大変でした。
しかし、試験中に周りを見渡すと、論文試験ではシャーペンを使っている人が多いです。
論文試験でのシャープペンシルの使用はとくに禁じられていないようです。
実際に自分もその後の都庁の試験では、論文を書くのにシャープペンシルを使用して合格しました。
ただし、マークシートの試験では鉛筆を使用したほうが良いでしょう。
試験時の注意書きに「シャーペンだと正しく採点されない可能性がある」とあるからです。
ところで、鉛筆を使用する場合でも、グリップを使うと指の負担がかなり軽減されますよ。
服装はスーツではなく私服がおすすめ
筆記試験時の服装に特に指定がない場合、私服でOKです。
特別区、都庁の試験もほとんどの人は私服で参加していました。
スーツ派は5人に1人もいないくらいです。
当然のことながら、これだけ私服の人がいる以上それが合否を左右することはないです。
自分の一番楽な服装で臨むことをおすすめします。
ところで、大学入試センター試験では英字がプリントされたトレーナーを着ていたために試験前に脱ぐよう注意を受けた人がいた、とニュースになりました。
そういった服は避けたほうが良いでしょう。
着脱しやすい服装で試験を受けよう
試験会場の室温は、場所によってまちまちです。
自分も特別区の会場は非常に暑く、逆に都庁の試験場は冷房が効きすぎて寒かったです。
これで試験に集中できなくては元も子もありません。
こうした事態に対処するためにも、着脱しやすい格好で試験に臨みましょう。
上着を余分に一枚くらいは持っておくといいと思います。
宿泊のホテルは早めに予約しよう
遠方から受験する人は、前日はホテルに宿泊すると思います。
試験会場が分かったら、すぐにホテルの予約を済ませましょう。
特に、東京の試験は受験者数がかなり多いので、会場近辺のホテルはすぐに予約が埋まってしまいます。
同じ理由で、飛行機や新幹線など交通機関の予約も早めにしておきましょう。
早い時期に予約をすることで金額も安くなります。
前もって会場の下見をしておこう
試験会場は駅から結構離れていることが多いです。
自分も都庁、特別区どちらの会場も駅から10分程度歩かなければなりませんでした。
当日、道に迷って試験会場に遅刻することがあってはいけません。
前もって試験会場の下見をしておくことをおすすめします。
ただ迷ってしまった場合でも、駅には他の受験生がたくさんいるので、人の流れに沿って進めば案外会場にたどり着けます。
それでも試験当日を安心して迎えるために、下見はしておくべきです。
前日は結構眠れないので注意
試験前日、
ということが往々にしてあります。
遠征の人はホテルの慣れない寝具が原因になるかもしれません。
そういった場合に備えて、何か対策を考えておきましょう。
自分は睡眠導入剤のドリエルを持参しました。
結局使うことはありませんでしたが、持っているだけで安心できます。
終わりに
公務員試験を受ける人向けに、最低限知っておいて欲しいことをまとめました。
特に腕時計や服装に関しては、当日試験に集中できない原因になりかねないので、十分に注意してください。
この記事を読んでくれている方によい結果が訪れることを願っています。
高橋 手帳 2019年 4月始まり ウィークリー ティーズビュー 1 ディープレッド No.850