技術系公務員

地方公務員の技術職の学歴は?新卒や院卒で就職するのは勿体ない?

 

こんにちは。昨年まで技術系公務員に勤めていました。

今回は、技術系公務員(建築、土木、機械、電気)の学歴について紹介します。

職員の大学のレベルから、新卒、既卒などの経験について話したいと思います。

 

自分が所属していた、地方公務員のケースを中心に述べていきます。

 

目次

技術系公務員は中途採用が多い?社会人の割合は?

技術系公務員の人は事務系に比べて、新卒が少なく、民間経験者の割合が多いです。

自分の職場も、事務系は新卒が半数以上なのに対し、技術はほとんどが民間経験者でした。

 

体感ですが、自分の知る範囲で技術職の7割くらいは民間経験者だったと思います。

(事務系は、少なくとも半数以上が新卒から公務員になった人でした)

 

募集要項の年齢制限さえ満たせば、比較的高い年齢で入庁してくる人も珍しくありません。

 

理系公務員は院卒と学部卒のどちらの経歴が多い?

あくまで自分の勤めていた役所の例ですが、院卒と学部卒の割合を紹介します。

 

新卒で技術系公務員に就職した人は、学部卒の方が多いです。

民間から公務員に就職した人は、学部卒も院卒もどちらも半々くらいです。

 

新卒ですと、大学院ま卒業して公務員になる、という人はなかなかいません。

(あくまで私の考えですが、院卒の新卒で公務員を目指すのは少しもったいないなと感じてしまいます)

 

技術系公務員の大学レベルは?学歴フィルターはある?

正直言って、技術系の職員の学歴はピンからキリまでさまざまです。

 

公務員の採用は、筆記試験と面接で公平に判断されます。

したがって、学歴フィルターのような「特定の大学をひいきにする」ことはありません。

 

試験で合格点さえ取れれば、経歴はそれほど関係ありません。

特に地方公務員の技術職は試験の難易度が低いので、勉強さえすれば誰でも受かる余地があります。

自分の職場では超高学歴の人もいれば、逆に全く聞いたことのない大学(いわゆるFラン大学)の人もいました。

 

新卒で技術系公務員になるのはおすすめしない!

このサイトを見てくださっている方の中には、新卒で公務員になろうか考えている人もいるでしょう。

あくまで一個人の意見ですが、新卒のうちは民間企業に就職するのがおすすめです。

 

理由は主に2つあります。

民間から公務員への転職は難しくないが、公務員から民間に転職するのは大変

・公務員より民間のホワイト企業のほうが給料などの待遇が良い

 

一度公務員になってしまうと、そこから民間企業へ就職するのはたいへん難しくなります。

(公務員の仕事では、民間の中途採用で役に立つようなスキルが身につき辛いからです)

 

したがって、まずは民間で働いて嫌だったら公務員になる、というほうが選択肢を広くとれるのでおすすめです。

技術系公務員は試験の難易度が易しいので、民間で働きながらでの勉強でも十分合格が可能です。

 

終わりに – 理系新卒は公務員より民間企業がおすすめ

地方公務員の新卒と中途採用について述べました。

繰り返すようですが、新卒のときは民間に就職するのがおすすめです!