電力会社

大卒で電力会社に就職して後悔!電力マンはホワイトや勝ち組ではない【辞めたい】

 

自分のような人を出さないためにも…。

入社前のイメージは電力会社=楽、安泰、エリート

好待遇を志望動機に電力会社へ入社!

はじめまして。現在某電力会社の三年目社員として働いているKenji(@kenji_3y)です。

学生のころ、電力会社に内定をもらったときは本当に嬉しかったのを覚えています。

しかし、今はもう仕事を辞めたくて仕方がないです。

そんな自分が、そう思うに至った経緯を紹介します。

 

電力会社って仕事は楽で、お給料も高いし最高の会社だ!

 

そう思い新卒で某電力会社の配電部門に入社したのが二年半前の四月。

当時、「電力会社=ホワイト」というのはネット上の一部では有名な話でした。

自分もそのような「まったり・高給」を期待してこの会社に就職します。

 

しかし、それは全くの勘違いであったことを、入社してから知ることになります。

少なくとも、このあと私が所属する「配電部門」に関しては。

 

自分が入った配電部門の仕事内容は?基本は現場!

変電所以下の電気を扱うのが配電部門!

自分が所属することになったのは「配電部門」でした。

まずは「配電部門ってなに?仕事内容は?」というお話。

※おまえの仕事内容なんか興味ねーよ!という方はこの項を読み飛ばしてください(笑)

 

電力会社は、仕事の管轄によって、それぞれ部門に分かれています。

例えば…

 

・火力部門…火力発電所を扱う

・原子力部門…原子力発電所を扱う

・変電部門…変電所を扱う

・配電部門…電柱や電線などを扱う

 

といった感じです。

(ここら辺の詳細は各電力会社のHPを参照してください)

 

私がいる配電部門は、電線や電柱など、最も身近にある設備の管理をする部門です。

具体的な仕事内容は、電柱や電線の工事計画や図面の作成、電柱を建てる際のお客さんとの土地使用の交渉などをします。

 

次項では、そんな配電部門を辞めたい理由について全て書いていきます。

 

配電部門=超ブラックだった!早く退職したい…

配電部門の労働環境は思ったより過酷!

入社前に抱いていた「まったり・高給」なイメージとかけ離れていた職場。

いや~もう、これ以上ない劣悪な環境でした。本当にサイアク。

辞めたい私が配電部門がいかにブラックかをみなさんにお伝えします。

 

代表的なものを4つピックアップして紹介します。

 

残業が非常に多いー全然まったりではなく、激務です

インフラ系企業=競争がないので残業が少ない

と思うじゃないですか?

全然そんなことありません。残業はめちゃくちゃ多いです。

 

自分を例に出しますが、今のわたしは、

毎月100〜150時間ほど残業しています!

(繁忙期だけとかではなく、年中これです)

 

電力会社=残業が少ない」と思っていたので、はじめはこれに度肝を抜かれました。

今は平日は当然毎日遅くまで残業、休日も何日か潰して出勤です。

 

同期とのLINE1

 

同期とのLINE2

ある日の同期とのLINEのやり取りです。

 

どうしてこんなに残業が必要なのか。

今の配電部門は、単純に人手不足なのです。

電柱や電線などの膨大な設備数に対して、管理する社員の数が足りていません。

この背景には、震災後の経営悪化で社員数を大幅に削減したことが関係しています。

 

一応断っておきますが、わたしが若手で仕事が遅いからこうなっている訳ではありません。

ベテラン社員や、他の営業所の配電部門の人も同様に残業地獄に陥っています。

 

あ、ちなみに、電力会社ってコンプライアンスにめっちゃうるさいです。

なので、表面上は「36協定」をきちんと守ります。

 

・36協定…1ヵ月の残業時間を45時間以下にしましょう、というきまり

 

つまり何が言いたいかというと、残業代が毎月しっかり45時間分しか支払われません。

45時間超過分はサービス残業になります

 

それでも、社員の間では「それが当たり前」という共通認識です。

したがって、みんな文句も言わずにサービス残業に勤しみます。

表面上は仕事が回ってしまうので、人事が人員を増やす様子はありません。

 

当然のことながら、有給もほとんど使えません。

有給を使用した回数より、休日にサービス出勤をした回数の方が圧倒的に多いです。

 

ちなみに、この状況はこれから更に悪化すると思われます。

昨年から本格的にスタートした「電力自由化」により経営が厳しくなり、社員総数を減らす流れがあるからです。

想像しただけでも恐ろしいですね。

 

ところで、配電部門には休日や深夜の緊急呼び出しがあります。

これも残業時間を大幅に増やす原因になっています。

【残業】電力会社の緊急呼び出しがつらかった話【配電部門】 こんにちは。 今月いっぱいで電力会社を退職予定のKenji(@kenji_3y)です。 https://ji...

緊急呼び出しについてはこちらの記事で紹介しています。

休日に突然「会社に来い!」と出社を命令されるのでたまったものじゃありません。

 

前時代的な体育会系の職場ー電力会社は高卒が多い!

2つ目は、職場に古い体育会系の気質が蔓延していることです。

配電部門の職場は、「」がつくほどの体育会系です。

 

その理由の1つとして、配電部門の社員構成が挙げられます。

配電部門社員は、スポーツで活躍した高卒の人を中心に採用されます。

(自分の同期も、大卒:高卒の比率が1:5くらいです)

そんな環境なので、体育会系の雰囲気になるのは必然でしょう。

 

何が良くないって、年を取った社員は体育会系の良くない面だけが表出化すること。

彼らの多くは感情で行動し、論理的なことを嫌います。

口癖は「お前はやる気がないからできない」「根性で乗り切れ

 

異常に短気な人がたくさんいるのも特徴です。

こちらが悪いか否かに関わらず、いきなり怒鳴られることも少なくありません。

怒り方も、罵声や暴力といったパワハラまがいの前時代的なことがおこなわれます。

 

職場にいる怒りっぽい、キレやすい人への対処法を超真面目に考察してみた かつて、短気な人が多い体育会の職場で働いていました。 そこでは、些細なことで怒鳴られることは日常茶飯事でした。 たと...

怒りやすい、短気な上司への対処法はこちらの記事で紹介しました!

 

そこそこの進学校⇒大学⇒大学院」というルートを歩んできた自分は、長い間そのような人種との関りがありませんでした。

そのため「感情任せで非論理的」という職場の人々にはじめ衝撃を受けました。

 

そんな中でもっとも厄介なのは、一定数いる「大卒を目の敵」にしている人。

彼らは何かにつけて、

大卒なのに、そんなこともできないのかー!

 

というように、我々に嫌味をぶつけてきます。

こちらが決して悪くなくとも、です。

 

こういう大卒を目の敵にする人が配電部門には少なくありません。

まあ大卒は同じ仕事をしても高卒より早く出世するので、嫉妬されるのはある程度やむを得ません。

しかし、運悪く配属先で彼らのような人に当たると、最悪です。

現にそういった「大卒いじめ」が苦で退職した同期もいました。

 

電力会社の新人研修はきつい!体育会系の理不尽な内容にドン引き【配電部門】 今年一杯で電力会社を退職予定のKenji(@kenji_3y)です。 入社後まもなくおこなわれた、電力会社の新人研修を紹介...

配電部門の体育会系気質を表すエピソードとして、新人研修の内容を紹介しています。

研修所時代は、まさに地獄の日々でした!

 

つまらない仕事内容ーインフラ企業の宿命だが…

3つ目の問題点は、仕事が単調で面白みを感じないこと。

 

電力会社の仕事は誰でもできる定型業務ばかり

そう、ネット上などでは揶揄されることがあります。

 

実際、その通りだと思います。

誰がやっても同じ結果の、頭を使わない仕事です。

 

今のわたしの仕事も、一度パターンを頭に入れてしまえば、あとはただの作業です。

来る日も来る日も、代わり映えのしない頭を使わない仕事をする日々です。

脳がどんどん退化していく感じがします。

 

ちなみに、配電部門では高卒社員も大卒社員も基本的に全く同じ仕事をします。

そんな配電部門の仕事は、間違いなく電力会社に入社できるレベルの大学を卒業する人が従事する仕事ではありません。

 

電力会社の正社員の学歴を解説!出身大学の学歴フィルターすごくない?【2019年版】 こんばんは。元電力会社社員のKenji(@kenji_3y)です。 今回は「電力会社社員の学歴」について紹介します。 ...

電力会社ってすごい高学歴集団なんだよ!ってのはこちらの記事!

 

田舎勤務が辛い

電力会社の仕事って基本的には田舎の僻地勤務です。

まあこれは配属の運次第ですけれど。

 

配電部門社員の職場は、基本的には各都道府県に点在する「営業所」という施設です。

その他に会社の「本店」や各都道府県に1つずつある「支店」と呼ばれる場所があります。

(規模の大きさは「本店>支店>営業所」の順です)

はじめはみんな営業所からのスタートで、出世していくと支店や本店に配属されます。

 

営業所は、都道府県全体をカバーしなければならない特性上、かなりの田舎に存在するものもあります。

支店や本店は、基本的にそれぞれの都道府県の中心地にあります。

しかし、支店や本店に行くのは、入社から10年近くたった後です。

 

電力会社に入社する場合は、10年間は田舎で過ごす覚悟をしておいた方がいいでしょう。

なにも娯楽がない田舎で20代の貴重な時間を過ごす損失は計り知れません。

 

 

以上が、わたしが電力会社を辞めたいと思っている理由です!

これは自分が勤めている電力会社の話になりますが、他電力会社の友人に聞いたところ、

他電力会社の友人
他電力会社の友人
うちの会社でも、配電部門はおかしい!

 

と言っていました。

配電部門の異常性はわたしの会社に限った話ではないと思われます。

 

配電以外の部門はどうなの?人気の部門は?

じゃあ結局どの部門がいいの?

とまあ、配電部門に関して色々と書かせてもらいましたが…

 

みなさんが気になっているであろう、

なら電力会社の他の部門はどうなの?

についてお答えしたいと思います!

 

結論を言うと「配電と原子力部門以外はそこそこホワイト」です!

他部門に関しては、また後日記事にしたいと思います!

 

終わりにー近々転職しようと思っています

入社前

Kenji
Kenji
めっちゃいい会社~

 

入社後

Kenji
Kenji
なんだこのクソ会社

 

そんな電力会社の配電部門は、残業をたくさんして自分を鍛えたい人か、高卒の体育会系のノリが好きな人だけが行けばいいと思います。

もちろんそんな人はいないので、実際配電の大卒同期は皆入社したことを後悔していますし、何人かは転職活動の最中で、既に退職した人もいます。

 

まあ実は、自分もその中の一人で、今の職場に不満しかないので近々辞めるつもりです。

 

・2018/10/14追記

【ホワイト】会社を辞めたので退職の伝え方と最終日までの流れをまとめた【ブラック】 突然ですが… 電力会社、辞めちゃいました!! 院卒で入社して二年半での退職でした。 今はもう、...

ついに電力会社を辞めることができました!体験談です。