昨年の話ですが、電検三種を取得しました。
勉強方法は独学で、合格までに二年間かかりました。
当時のことを思い出し、勉強方法などをまとめます。
目次
情報系学科で強電の知識なし!そこから二年で合格!
まずは自分のプロフィールから。
情報系の大学を卒業したので、弱電の知識はそこそこありました。
しかし、強電の知識に関してはほとんど0の状態でした。
(なので、最初は電力や法規科目の参考書を読んでもさっぱりでした笑)
そんな自分が、どのようにして勉強し、合格を果たしたのかを紹介します。
一年目と二年目の受験結果
いきなり結果から紹介していくスタイル。
まずは一回目の試験結果です。
https://twitter.com/中の人_3y/status/1168299530736943105
一年目は「理論」「電力」科目に合格しました!
本来は法規も含めた三科目の合格を目指していたのですが、結果としてはまあ及第点という感じです。
(機械に関しては一年目はほとんど勉強していませんでした)
次に、二年目の結果です。
機械……70点
法規……87点
二年間で電検三種の四科目の合格を果たすことができました!
自分の試験勉強時間や使用した参考書
本格的に電検三種の勉強を始めたのは、GW明けくらいからでした。
多少の差異はありますが、本番までの勉強時間は大体こんな感じ。
5月、6月 毎日2時間ほど勉強
7月 中だるみで勉強しなかった期間
8月 毎日5時間くらい勉強
勉強のやり方ですが、四科目全て、TAC出版の参考書で勉強しました。
この本を選んだ理由は、立ち読みをして一番分かり易かったからです。
本は分厚いですが、その分解説や図解がきちんとしています。
予備知識があまりない自分でも、この参考書なら勉強できそうだと思いました。
ちなみに、法規だけはこの一冊だけでは足りないと一年目に受けて感じたので、参考書を買い足しました。
この本の内容を繰り返し読んで理解し、後に付属の問題集で演習をおこないました。
(自分の理解力が乏しいのか、一回読んだだけでは理解できず、何度も何度も読み直した覚えがあります)
実を言いますと、過去問の類は一切やっておりません。
重要性については認識していたのですが、時間がなくて手を付けられませんでした。
後から試験問題を見返して「過去問やっておけば良かったな〜」と後悔しました。
断言します。過去問は絶対やっておくべき。
電検三種各科目の反省と受けた感想
各科目ごとに今回の試験の反省を書いていきます。
理論
本番の試験がとても難しかった。想像していた10倍くらい難しかった。
後から聞いた話だが、例年と比較して難易度はかなり高かったらしい。
しかし、理論は自分が、
「一番最初に勉強を始めた科目=一番納得がいくまで勉強した科目」
であったため、自身の問題を解く力もかなりついていました。
(「電検は理論から勉強するのが効率がいい」というのをどこかで見たので理論から勉強を始めました)
そういった理由で、難易度は高いと感じつつも、結構解けました。
無事に一年で合格することができました。
電力
理論と並んでかなり時間をかけて勉強した科目。
計算問題嫌い、暗記大好きな自分にとってはまさにオアシスのような科目でした。
勉強のやる気が起きないときに、参考書をペラペラ流し読みして覚えていきました。
本番も特段ひねった問題はなく、参考書に書かれている内容を網羅していれば十分でした。
ネックの計算問題も、今回の試験は演習をほとんどこなさなくとも解けてしまうような問題が多かったのでラッキーでした。
一年目で8割以上の点数で余裕で合格できました。
機械
一年目は試験範囲の勉強をやり切ることができませんでした。
(いやだって、機械の勉強面白くないんですもん…)
「何度読んでも分からない⇒やる気が起きない⇒勉強が後回しになる」のループ。
計算問題が多いというのもモチベーションを削ぐ要因でした。
一年目は普通に落ちました。
二年目はその反省を生かし、演習問題をたくさんやり、合格しました。
法規
一年目は本番で意味がわからなすぎて、試験中に開いた口がふさがりませんでした。
参考書で勉強した内容と試験問題が全然違ったからです。
一年目の不合格から、根本的に勉強方法を見直さなければならないと思いました。
おそらくTACの参考書一冊では足りないと思い、前述した完マスと併用して勉強しました。
勉強方法を見直したお陰で二年目は余裕を持って合格できました。
終わりに
電検三種の勉強方法について書きました。