最近ブログを更新していませんでした。
しかし、決してモチベーションが下がったわけではありません。
実は、ブログ収益化のためのグーグルアドセンスの審査に四苦八苦していました。
20回以上不合格になりながら、先日ようやく合格することができました。
こんな感じで不合格のメールをもらい続け、途中で何度も心が折れそうになりました。
不合格の理由として指摘を受けたのは「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」という内容でした。
最終的に、「一旦大部分の記事を非公開⇒インデックスから消去」し、自信のある5記事のみで勝負したところ合格できました。
その具体的な方法や、合格までの経緯について紹介します。
目次
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)とは
グーグルアドセンスの審査に不合格になると、以下のような内容のメールが届きます。
このたびは Google AdSense にお申し込みいただきありがとうございました。
お申し込みを確認させていただきましたところ、 残念ながら現時点では AdSense のご利用が承認されませんでした。
もう何度見たから分からない文面です。
また、不合格の理由をメールに書かれているリンク先で参照することができます。
自分が何度も指摘を受けた「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」の内容を紹介します。
・価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページや広告の比率が高すぎるページには Google 広告が表示されません。これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページが含まれます。
つまり、ブログの内容が以下のいずれかに抵触していますよと書いています。
・ユーザーにとって価値がほとんどないページ
⇒人の役に立つ、たとえば悩みを解消するような記事になっていない
・広告の比率が高すぎるページ
⇒Amazonアソシエイトなどアドセンス以外の広告を貼りすぎている
・コンテンツをコピーまたはリライトしたページ
⇒実体験でなく、ネットの情報のコピペや書き替えである
これらの要素が含まれる記事は審査までに修正、あるいは非公開にする必要があります。
次の項で、具体的に自分がどのようにして合格することができたか解説します。
記事数を減らすことでアドセンスに合格できた!
20回以上も不合格になったとので、かなり色々試行錯誤しました。
最終的には、記事数を減らし、自信のある5記事で勝負したところ合格に達しました。
記事の大部分を非公開⇒自信がある少数の記事で勝負
まず、不合格の原因になっている可能性が少しでもある記事を非公開にしました。
たとえば、以下のような記事です。
・アフィリエイトの広告がある(自分の場合はAmazonアソシエイト)
・文字数が少ない(2000文字未満)
・体験談ではなく、ネットで調べれば誰でも書けるような記事
・ブラック企業や原発デモなどのネガティブな内容
これらは、価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)の原因になり得ます。
以上の要素を含む記事をいったん全て非公開にしました。
そうすることで、最終的に5記事のみ残りました。
不要なカテゴリも忘れずに消す
記事を非公開にしたのち、残った5記事で使っていないカテゴリを全て消去しました。
カテゴリが残っていると記事のないカテゴリのページが生成されてしまい、これがアドセンスの審査に引っ掛かってしまう恐れがあります。
記事のないカテゴリは必ず消去するようにしましょう。
カテゴリの消去はワードプレスの管理画面からおこなうことができます。
管理画面左タブの「投稿⇒カテゴリー」を選択。
消したいカテゴリ名にチェックを入れて「一括操作⇒消去」を選択します。
「適用」をクリックすれば該当カテゴリの消去は完了です。
前述した5記事まで絞ったところ、2カテゴリのみ残りました。
その他のカテゴリは全て消去しました。
合格前後での記事数、カテゴリ数のデータは以下になります。
不合格時… 記事数25 カテゴリ数9
合格時… 記事数5 カテゴリ数2
グーグルのインデックスから記事を消去
管理画面から記事のデータを非公開にしても、グーグルのインデックスにはまだそのページが残存しています。
そのため、インデックス消去の申請が必要です。
この申請はサーチコンソールの管理画面からおこなうことができます。
以下に手順を説明します。
まずは、どのページがインデックスされているかを調べる必要があります。
「site:サイトのアドレス」と打ち込みます。
サイトのアドレスのところには、「http~」のブログのトップページのアドレスを入力しましょう。
当サイトならこのような感じ。
すると、グーグルにインデックスされているページが検索結果として出力できます。
この中で、ページが表示されないものはすべてインデックス消去する必要があります。
たとえば非公開にした記事や、消去したカテゴリのページなどです。
また、画像のみのページが結果として出力される場合もあります。
これも価値の低い広告枠の原因となるという話があるので、忘れずに消去申請を出しましょう。
では、次に消去申請の手順を解説します。
グーグルサーチコンソールを開き、ログインします。
まだサーチコンソールに登録されていない方がいましたら、まずは登録手順をググってください。
新しいバーションで表示されている方は、左メニューの「以前のバージョンに戻す」をクリックします。
以前のバージョンのページで、「Googleインデックス⇒URLの消去」を選択します。
URL消去ページで「一時的に非表示にする」をクリックします。
非表示にしたいページのアドレスを入力し、「続行」を押します。
「キャッシュからURLを消去し、検索からURLを一時的に消去する」を選択します。
「リクエストを送信」をクリックすればインデックス消去の申請は完了です。
逆に、インデックスされていないページがあった場合はインデックスの申請を出す必要があります。
これもグーグルサーチコンソールでおこないます。
新しいバージョンのサーチコンソールの画面上の検索ボックスに、インデックスしたいページのアドレスを入力します。
上のような画面が表示されるので、「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
これでページのインデックスは完了です。
その他最低限やっておくべきこと
これまで説明したことのほかに、アドセンス申請までにやるべきことをまとめました。
最低限これだけはやっておきましょう。
コピペチェック
コピペをしたつもりがなくても、コピペと判断されている可能性があります。
CopyContentDetectorという無料のコピペチェックツールが便利です。
一度すべての記事を入れて調べてみましょう。
判定結果で30%以上のものがあった場合、その記事を非公開にするのが無難です。
プライバシーポリシーの作成
ワードプレスの固定ページで、プライバシーポリシーを作成しましょう。
これは特にオリジナルの内容にする必要はありません。
自分もネットで検索して出てくるサイトのコピペで合格できました。
ただし、プライバシーポリシーがなくても合格している方もいるので必須ではないかもしれません。
デフォルトページの消去
ワードプレスにはじめから入っている、
Hello the World(投稿ページ)
サンプルページ(サンプルページ)
の2つのページを消去しましょう。
これらのページが残っていて価値の低い広告枠と判断された報告があります。
終わりに
グーグルアドセンスの審査合格までの経緯を書きました。
20回以上も不合格になり、正直、何度も途中で挫折しそうになりました。
だからこそ合格できたときの喜びは大きかったです。
同じような理由でつまずいている人の力になれたら幸いです。